のど風邪をひいて早1か月…

扁桃腺が腫れて熱が出て、熱が収まったら喉が腫れて咳が続いて…

治りきらないうちに人とずっとしゃべってて、しかも中国人みんな

明るいし声おっきい人ので、喉の負担も4割増し…。

そしたら喉の右奥が腫れて物を飲み込むのもイタいーーーー(泣)

毎日抗生物質飲んでも、ちょっとしゃべったらイテテ…

最後の手段で2日丸丸休んでもやっぱり治らないので仕方なく病院行くことにしました。

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中国人の友人が、知り合いの先生のいる協和病院に行ったんですが。

           うちの病院の写真じゃないけど。


…ってかなんで全国に「協和医院」ってたくさんあんだろ…何つながり?



まずは1階でカードを作ってから耳鼻科のある3階へ。さっそく診察室を探してみると…

いやーっ いきなりのどっぷり中国色満載やなぁ…

日本の診察室って普通こんな感じですよね?

待合室で待って、順番呼ばれたらハーイって入って治療受けて…



中国はこうです。



診断室には患者さん入り放題。

みんな外で待ちきれないからこうなる。

既に先生と患者さん埋もれちゃって見えないし。

もしくはこうです。



ものっすご近くでガン見

いや~ 久しぶりに見ました中国人の好奇心の底力。

でもこんな近くで、耳やら鼻やらジリジリージュルジュルーって機械入れて

治療されてるの見続けていられるのも逆にすごいよ… 

 私なんて見てたら途中で「…うえっ」となって見ないようにしてました。


やっと順番が来て、「喉が外からも腫れてるんです。」って言うと、

「どれどれ…(触診)…なんかコリコリしてるね。でもここは扁桃腺ではないね…

リンパ腺かな…じゃっ 喉カメラ入れて見てみようか」

って、えーーー!!?? カメラいるかーーー??

日本なら普通抗生物質出して、様子みましょかーっていう流れだよね??

…とりあえず喉カメラ室行ってみるけど、チャージしたお金が足りないらしい…

喉の麻酔までしたんだけど、どう考えてもただの喉風邪コジらせた炎症で、

しかも「治りかけだけど治りが遅いので抗生物質ください」って言ったのに、

もーーっ基本的に人の話聞いてないやろー!




…というわけでもっかい先生トコいって「カメラいらんから薬くれ」って言って、

結局抗生剤1つ、中薬(漢方系)2つを処方してもらって解決。

中国では漢方を「中薬」、風邪薬など日本でもふつうの薬を「西薬」と分けてるんですが、まず西薬に行って会計して抗生物質を受け取ると、1つ56元(700円)!えっ?高っ!!



あまりに髙くて漢方は拒否って、病院向かいにある薬局へ直行。

「あのー、この薬と同じのあれば幾らか教えてもらえます?」

…なんと28元(350円)ですよ!病院の薬たかっ!ボッタクリかい!

でも診察料取られてなかったから診察料込みなのか?

中国の病院は「福祉」じゃくて「ビジネス」なんだなぁとつくづく実感。

はぁーーー…なんか色々疲れたわ…




しかし体調悪い時に中国の病院って…マジしんどい。

  1回目:なんか食べてお腹下しマックスだった時
  2回目:胃潰瘍の激痛で死にかけてた時
  3回目:こんかい。

いくら中国でもう何年も雑草のように生きていようと、病気の時ってやっぱ

メンタルも弱ってるんですよ。

こんな時ほど中国に 清潔な環境丁寧な対応

求めてしまう時ってありません…

んで当然ながら見事に心が折れて、一瞬本気で中国が嫌になる。


…まっ 治ったらまたケロッとしてるんですけどね。



中国のカオスや…

教訓:中国で生きてくにはやっぱり健康第一!