中国でのクレジット事情

中国に来る前に、海外旅行保険も兼ねて…と何枚か作ったクレジットカード。
中国に来てみて…クレジットカードが使えた試しはほっとんどありません!

使ったといえば、中国からの往復チケットを、上海にある日本人向け旅行会社「旅悟空」でクレジット払いにすること。あとは事故った時に、クレジット付帯の海外旅行保険を使ったくらい(過去3回使用)。

高額買い物や家賃払いでクレジット使いたくても、中国はほんっとに国際カード(Visa,Master,JCB)取扱いが少ないんです。観光地では使えても一般のお店や飲食店では使えないところが多い!
中国大大都市の大手不動産でも国際クレジットは使えなかったし!

その代わりに銀聯カードが圧倒的多数を占めています

                        ぜーんぶ銀聯カード。

 中国にクレジットカードが浸透しない理由:

理由1:まず大きな問題として、信用情報インフラが未発達なため個人に信用を付与することが遅れていること。売り手が買い手に後払いさせることに不安があるようです。その点銀聯カードは審査不要、銀行口座にある金額のみの決済なので店側も安心ですよね。

理由2:また中国に高額紙幣がないことも要因です。一番大きくて100元(1300円)家賃払うのに支払う札束は山のようです(汗)高額ショッピングで大量の札束を持って歩くのは危険ですもんね。

理由3:さらに外貨の規制のため、外貨に両替して海外に持っていくのにも制限があるため、銀聯カードが便利なんです。

こんな背景があって中国独自の銀聯文化ができあがったんですね。
中国170の銀行が加盟しているので、ほぼすべての金融機関で利用できる超便利もの。
人口が多いこの国で他に利用できるカードがなければ、銀聯カードの発行増加のスピードはどんどん速くなります。

 ほとんどの中国人が持ってて今や世界中で使える国際ブランド、銀聯カード

日本のクレジットカードの発行枚数が3億2000万万枚に対して、銀聯カードは21億枚を超え、ほとんどの中国人が持っています!使える国は90カ国以上!今や世界中で利用できる国際ブランドです。
 最近では日本でも、中国人がよく来る薬局やデパートなどにこんなのぼりがよく立ってますよね。


 銀聯カードの使い方。


日本では銀行カードはATMでお金を引き出すだけですが、カードの右下に「銀聯(UnionPay)」マーク付の銀行カードはいろいろな場所で使うことができます。本当に便利な銀聯カードの使い道をご紹介!



使い方1:まず、スーパーやデパートで食料品やおみやげを買うとき、支払はこのキャッシュカードでクレジットのようにシュッとするだけ。感覚としてはクレジットカードですが、使える額は、銀行口座にあるお金の分だけなので必要以上に使い過ぎることもなく安心です。

使い方2:使えるお店には、クレジットカードのマークと同様、入口やお会計にマークが出ています。それがあれば、普通の買い物だけではなく、電気代を銀行で払う時旅行会社で飛行機チケットを買う時不動産会社で家を借りて契約料や家賃を払う時

  何から何まで銀聯カードが使えちゃいます!



 銀聯カードのスゴ威力

威力その1:銀聯カードは日本で言うデビッドカードと同じシステムなので、買い物代金を
        銀聯カード利用契約の銀行口座からリアルタイムで引き落としされます

威力その2:クレジットと違い、銀行の残高分しか引き落とせないので、使いすぎる心配も無し!

威力その3:しかも銀聯カードの発行手数料は無料!更新(原則5年間)までの間は年間費も0!

威力その4:旅行代金や、家賃払いなどでまとまったお金が出るときは、一番大きいお金が100元(1300円程)なので100元札がそりゃもう山のようにいります。
 一々数えるのも一苦労だし、新生や楽天銀行から引き出す手数料もバカにならない。その点銀聯カードならシュッと1回で面倒な手順と手数料が省略できます。

                   こんな感じ。偽札チェッカーも使うのでそりゃ時間かかるかかる…(汗)

威力その5:中国でこのカードと、バスや地下鉄の交通カードがあれば、
        手垢だらけの中国札を極力触らなくていい!
         臭ーい1元をバス代とお釣りにせっせと集めなくていい!
         財布が1元でいっぱいにならない!
         コレは正直一番身近で一番嬉しい特典かも(´∀`*)

威力その6:外国暮らしはどこでお買い得な商品、日本商品に出会えるかわかりません。
         何かいい物を見つけたけれど、手持ちの現金が足りないとき
         また急な接待のとき
など、思わずほっとします。
・出張者、旅行者、滞在者に便利このうえない必需品。
・中国での快適生活には必須のカードなのです。
  中国に行くならとりあえず銀聯作っておくべきですよ。


 銀聯カードが日本国内でも作れるように!


普通は、中国に来てから地元の銀行で申請して初めて持てるのですが、日本国内でも銀聯カードが作れるようになりました。日本で作れるのは、 ①クレジットカード、②プリペイドカード、③デビットカードの主要な3種類のカードを網羅しています。

クレジットカードまではちょっと…という方は、敷居の低い、
クレジットカード申請不要のプリペイド式がおススメです。
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このプリペイド式銀聯キャッシュパスポートは、銀行口座の開設が不要で、審査や年齢制限がないので誰でも簡単に申し込めるまた銀行口座とリンクしていないので安心、暗証番号により高いセキュリティ!購入・入金後はATMやネットでいつでも再入金が可能なので、カード残高、利用履歴も確認できます。
 中国銀聯以外にもヨーロッパ・アメリカなど、旅行先に応じて各国バージョンが選べます。
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この銀聯カード、中国国内は勿論のこと、日本でもけっこう使える優秀な子なんです!!
日本での活用編はまた次回。


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