いつも来て下さりありがとうございます。
中国は2月10日に新年を迎えました。旧正月“春節”のまっただ中です。

引越してきて、この街は週末の大音量結婚式もないし、とっても静かでまるで日本のような小区だなぁと思っていたのですが、春節の年越しの瞬間はやっぱり中国でした(笑)
高層マンションから見る360℃パノラマの数千の花火は圧巻です。

 
さすがにその瞬間は窓を開けて花火を楽しんだんですが、
むせ返るほどの煙にまたゴホゴホゲホゲホ…

でも年越しの瞬間を除けば、遠くの方でたまにドーンドーンと花火が上がってるくらいで、予想以上に静かな春節ですね。やっぱりこの規制が関係あるのかも…↓↓


<中国>春節の花火や爆竹に自粛呼びかけ 大気汚染深刻化で
 毎日新聞 2月10日(日)20時20分配信
 
 中国は10日、春節(旧正月)を迎え、各地で花火や爆竹の音が鳴り響いた。今年は1月に大気汚染が深刻化したことを受けて当局が自粛を呼びかけ、例年に比べると使用量は減少したが、それでも北京ではピーク時に6段階の指数で最も悪い「深刻な汚染」を記録した地点もあった。

 新華社通信によると、北京での花火や爆竹の販売量は昨年に比べて37%減少し、燃えかすの量も中心部では昨年よりも18%減った。旧暦の大みそかに当たる9日から10日午前1時までに起きた火災は83件、負傷者は25人で、昨年の同じ期間と比べてそれぞれ44.6%、28.6%減少した。

 呼吸器や循環器の疾患を引き起こす微小粒子状物質「PM2.5」に対する関心の高まりを受け、北京市環境保護局は昨年1月から観測データの公表を始めた。昨年は春節の未明に1立方メートル当たりの濃度が日本の環境基準の46倍近い1593マイクログラムを記録。今年は使用量の減少で昨年のような数値は示さなかったが、花火や爆竹の使用が増え始めた9日夜からPM2.5の濃度が上がり、10日未明には800マイクログラム前後に達した地点も出た。

 一時は使用規制の意見も出た春節の花火や爆竹だが、伝統が薄れることへの反対論も根強く、当局の自粛要請による効果は限定的だったようだ。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130210-00000039-mai-cn

中国人を悩ます大気汚染問題も、やっぱり彼らにとって一番大事な春節には適わなかったよう…

しかし前に住んでいた所の花火と爆竹は、体の芯にまで響くような、イヤ無意識に体の自衛本能が働く、まるでイラクのテロ並みの爆音。

しかも素人がマンションの中庭で打ち上げるし。窓開けたら顔のすぐ傍に打ち上がるΣ(´д`;)

そして毎年春節が終わったら中国の病院はこうなる…
   

花火や爆竹で、毎年負傷者多数。
去年だか一昨年だかは、テレビ局が大火事全焼。スゴすぎる。

それに比べれば今年はとっても静か~なお正月でした。空気が悪くなるのも想定内。 

日本の空気清浄機欲しいなぁ…
  
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