今年も新学期が始まりました。(中国は9月が入学式です)

去年は2,4年生の会話クラス、3年生の作文クラスの担当だったのですが、最初は彼らの日本語のレベルがわかるまで、準備した事とかれらのできる事に微妙に差があったりして色々と大変でした。

3年生の作文の教科書は中国語で説明されているんですが、彼らには少し簡単すぎ、4年生は教科書というものが全くなく、すべて授業の教案を自分で組み立てなければならなかったので、かれらがどんなことを今学んでるのかを確認しながらの教案作りは…授業より何倍も時間がかかってしまいました

1年過ぎて彼らのレベルもようやく把握でき、授業の進み具合もわかってきたので、今年から少し、いや大分楽になりそうです。

 

思い出すとちょうど去年の今頃、最初に教壇に立った時は、大学の30人生徒のいる大きな教室なのでモチロン緊張もしたのですが、それより何より、「わぁっ 日本人の女の先生(前回は男性の方だったようで)だぁっ何を教えてくれるのかなぁ(ワクワク)」←モチロン心の声ですが明らかに筒抜け。笑。

という、30人の期待のこもった、純粋で眩しすぎる視線に…ホンキで隠れていいですかぁっっ!という気持ちと一生懸命闘って平気なフリをしてました(笑)。もうあのキラッキラした眼差しに一人アテられる気持ちは…なんともいい難いですよ。ええもう慣れましたけど。(笑)

 

中国の大学生達は本当に熱心でまじめで、一生懸命勉強するので、ついつい日本の学生たちと比べてしまいます。でもこれほどまじめに取り組まないと、この大国の熾烈な競争社会で生き残っていけないんですね。1年間学生たちと仲良くなって、生活サイクルや親の期待など色々なことがわかってきました。

それにクラスによってもこれまた雰囲気が違うんですね~。今の2年生はとーっても恥かしがりやっぽい、ゲームの時間もシーン…こしょこしょっと声が聞こえる程度かと思えば、4年生はちょっとでも自由時間があると途端に声が大きくなって、しまいにはギャーギャー…(汗)観察すると楽しすぎます。

また少しずつアップしていきます。