今年の7月に友人達と内モンゴルに行ってきました。
高い高い空と、どこまでも広がる壮大な草原。想像していたよりずっとずっと、心にガッツリ響きました
私子供の頃北海道に住んでいて、小さい時から家族で道内を旅行していたんですが、今回行った内モンゴルの壮大さは、一言で言うと、
『北海道と阿蘇山を 足して30倍にした感じ』
私の勝手なイメージですけどね。
ガイドさんが、「最近日本人客も増えてるけど、日本人はこの草原を見て泣くんだ、僕らはいっつも見てる景色だからなんで泣いてるんかサッパリ分からん~」と言ってました。
中国人の中でも、北方人、特に内モンゴルの人は豪快で、さっぱりしてとても寛大で懐が広いんですが、今回感じたのは、
『そりゃーこのドでかい大自然に囲まれて育ったら,
心もでっかくなるわ』
その一言です。ハイ。島国の日本人がでっかくなれない訳だな...
北海道の人もおおらかで、よく似た特質を持っていますが、やっぱり育った環境は大きいなぁと改めて感じました。
さてさて今回は旅行話よりもグルメレポートです。
味付けなどは普通の中華料理と変わらないんですが、あの辺りはもうロシアの国境沿いなので、ロシア人やその混血の人も多く、ボルシチやピロシキなどロシア料理の影響も受けてます。
パンがとってもおいしかったのが感動。思わず買って帰りましたよ。
なぜって、中国のパン泣くほどマズいから
めっちゃ甘いんです。で、天然酵母じゃなくて思いっきし膨らし粉使ってますよね?っていう弾力感。北京とか外国人の多い大都市に行くとそりゃ高くておいしいパン手に入りますが、この辺はおいしいパンは値が張ります…
モンゴルというと有名な食べ物は羊肉わーい待ってました!
テーブルにでっかいぶつ切りの湯掻いただけの羊肉がドン!ドドン!と積み上げられてて、それを各自肉切用小型ナイフで裂いて食べます。
右奥の黄色いのは、タンポポ・菊系のお花の炒め物です。おいしかったぁ
うーんみんなあんまり箸が進まないみたい…
私とモンゴル人の友達2人で最後までお肉を堪能しましたっ
阿阿…羊肉があれば何にも要らないや…(悦)
小さい時から北海道でジンギスカンを食べて育ったので、中国では羊肉が食べれて,とっても幸せです
ちなみにそばにある飲み物は、ミルクティー。しかーし甘くはありません。しょっぱいんです。モンゴル人は塩を入れて飲むんですねー。
最初は紅茶といえば砂糖でしょー、という既成概念があるので飲むとすんごくへんな感じ、いや変な気持ちになったんですが、コレも慣れです。もう平気になりました。この食事と一緒に飲むとやっぱりよく合ってました。
既成概念とか、「ありえん!」と思っていることも、「地元の人が長年習慣にしてるってことは、きっと何かあるんやな??」と、嫌々じゃなくて気持ちを切り替えて楽しんでみると…意外とあっけなく覆されるモンです。
外国に住んでいて、”好奇心”って、新しい環境を楽しむための大切な要素だな、と思いました。
今は粉製塩味ミルクティーを買ってきて、お客さんが来れば出してあげます。
中国人でも、「おえっ 何だコレ?!!」とか言ってます。 ニヤリ。
でもさすがにスゴかったのはコレ。何だと思います??
正解は羊の胃。どでーんっ。
このダイナミックさ、ハイ ちゅうごーく
...好奇心ではどうにもならないモンがあることを知りました…
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